「仲間殺し埋めた」「遺体バラバラに」服役の男ら供述、伊東捜索へ
恐ろしいです。。。
1年以上前から行方不明になっている神奈川県内に住む男性について、警視庁捜査1課に強盗などの容疑で逮捕され服役中の男らが「男性を殺害して遺体をバラバラにし、静岡県内に埋めた」と供述していることが3日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は男性が事件に巻き込まれた疑いが強いとみて、神奈川県警と合同捜査本部を設置。男らの供述に基づき、死体損壊と死体遺棄容疑で近く静岡県伊東市内を捜索し、男性が失踪した経緯についても詳しく事情を聴く。
捜査関係者によると、行方不明になっているのは指定暴力団稲川会系組員の男性で、神奈川県を拠点に強盗事件などを繰り返している不良グループのメンバーとみられる。
グループのメンバーのうち同県大和市と平塚市に住む20~30代の男3人は、平成24年7月に東京都青梅市内の女性宅に宅配業者を装って押し入り、現金約17万円が入った金庫などを奪ったとして、25年6月に警視庁捜査1課に強盗や住居侵入の容疑で逮捕された。
捜査1課が他のメンバーも関与している可能性があるとみて背後関係を調べたところ、男性が1年以上前から行方不明になっていることが判明。逮捕され服役中の男らグループのメンバーが、「男性が調子に乗っていたので殺害し、バラバラにして埋めた」と男性の殺害や遺棄を認める供述をしたという。
警視庁は、神奈川県警と合同で県警大和署に捜査本部を設置して本格捜査を開始。男らが同県大和市内で男性を殺害したとみられ、その後、グループのメンバーで別の稲川会系組員の男が用意した静岡県伊東市内の民家で遺体を解体して埋めた疑いが強いことも分かった。合同捜査本部はグループ内で仲間割れがあったとみて詳しい経緯を調べている。