オバマ大統領 夏休み16日間、批判集中 課題山積なのに…
これは批判されますね!
【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領は8月9~24日の日程で、北東部マサチューセッツ州マーサズ・ビンヤード島で夏休みを過ごす。16日間の休暇は2009年の就任以来で最長。課題が山積しているため保守系メディアの批判のタネとなっている。
AP通信など米メディアが報じた。大統領選で夏休みを見送った12年を除き、オバマ氏は例年、大西洋に臨む風光明媚(めいび)なこの島を訪れている。今回は元実業家の豪邸に泊まり、ゴルフや海水浴、サイクリングなどを楽しむという。
FOXニュースの著名司会者グレタ・ヴァン・サスタレン氏は、コラムで南西部国境で子供の不法入国が深刻化していることを挙げ「(オバマ氏のいう)人道上の危機のさなかに休暇ですか?」と問いかけた。
そして、「あなたがどうかは知らないが、私は『まず仕事をやりなさい。休暇はそれからです』と教えられた」と、長い夏休みに疑問を投げかけた。
ワシントン・タイムズ紙のコラムニスト、ジョセフ・カール氏もコラムで、「(11月の)中間選挙に向け、貪欲な富裕層を叱り、所得の不平等を非難しているのと同じ人が豪邸で2週間の夏休みを取るという」と皮肉り、「中間選挙で米国民は不満を表明するに違いない」と指摘した。
米メディアなどによると、大統領就任後のオバマ氏のゴルフのプレー回数は180回近くに上り、前任のブッシュ氏を大きく上回るという。