消費税収、過去最大に＝駆け込み需要で10．8兆円―13年度決算
国の2013年度一般会計決算で、消費税収が10兆8300億円と従来見通しを1800億円上回り、過去最大となったことが1日、明らかになった。景気回復に加え、消費税率引き上げ前の駆け込み需要が寄与した。税収全体では46兆9500億円と見込み額から1兆6000億円増えた。
13年度決算の歳入では、消費税収がこれまで最も多かった05年度（10兆5834億円）を8年ぶりに上回った。14年度は消費税率が8％に引き上げられており、政府は15兆3390億円の税収を見込んでいる。
13年度の所得税は7500億円上振れし15兆5300億円に、法人税は10兆4900億円と見通しを4300億円上回った。消費税も含めた税収上振れ分の一部は、地方交付税交付金の財源（4800億円）になるため、地方財政にも寄与する。
そのツケが来年度にどの程度あらわれるんですかね。
消費税収、過去最大に＝駆け込み需要で10．8兆円―13年度決算