復帰のダルビッシュ 今季5勝目!不安払しょく、8回12K無失点
◇インターリーグ レンジャーズ2―0ナショナルズ(2014年6月1日 ワシントン)
米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュ有投手(27)は1日(日本時間2日)のナショナルズ戦に先発、8回102球を投げて5安打無失点、今季最多タイの12三振を奪い、今季5勝目(2敗)を挙げた。防御率は2・08。レンジャーズは2―0で勝った。
首の張りで5月27日のツインズ戦の先発を回避したダルビッシュ。今季4勝目を挙げた同22日のタイガース戦から中9日での登板だったが、不安を払しょくする安定した内容だった。
ただ、試合は波乱含みの幕開け。初回、レンジャーズは2死一、三塁から一走リオスが二盗を試みたが、スライディング後にベースを離れたとしてタッチアウトに。ところが、その前に三走アンドルスが本塁生還していたとして、スコアボードには1点が刻まれた。これにナショナルズ側がチャレンジを要求。一方、レンジャーズも二盗に関してチャレンジするという異例の事態に。ビデオ判定の結果、二盗は判定通りアウト、生還は認められず、レンジャーズの先制点は幻に。
この間“待たされた”ダルビッシュは先頭のスパンにいきなり右越え二塁打を許し、その後、四球が絡んで2死一、三塁のピンチを招いたが、5番ラモスを見逃し三振に仕留め、無失点で切り抜けた。
2回は圧巻の3者連続三振を奪い、3回1死まで5者連続三振。その後もストレートを主体に安定した投球を続け、6回まで毎回の11奪三振。6回には1死から連打で1死一、三塁とされたが、後続を抑えて得点を許さなかった。
打線は7回、6番マルティンが右越えソロで均衡を破り、その裏、ダルビッシュが無失点でしのぐと、8回には2死一、二塁から5番マーフィーの中前適時打で貴重な追加点を奪った。その裏、ダルビッシュはナショナルズの攻撃を3人で片づけ、9回の打席で代打を送られて降板した。
圧巻のピッチングですね♪
復帰のダルビッシュ 今季5勝目!不安払しょく、8回12K無失点