たけし、ASKA容疑者に「逃げれば良かったのに」
タレントで映画監督の北野武(67)が22日、都内で行われた仏シャンパーニュ騎士団の叙任式に出席。終了後、ASKA容疑者について語った。
取材陣から話を振られ「のりピー(歌手の酒井法子)みたいに逃げてくれれば良かったのに。そうすれば、(メーンキャスターを務める)『情報7days ニュースキャスター』の視聴率も上がったのにね」とギャグの“先制パンチ”を浴びせた北野監督。だが、その後は真剣な表情になり、覚醒剤の怖さを指摘した。
覚醒剤が「ヒロポン」と呼ばれ、合法だった過去の話を例に出し「浅草の芸人が早死にしたのはヒロポンのせい。自分は禁止された時代に芸人になって、運が良かった」。一度逮捕されても、再犯が多いことに「意識というか、頭が直接欲しがるもの。だから、薬がない場所に行くとかいう状況にならないと(やめるのは)無理。国として、取り締まりの方法を考えた方がいいね」と提言した。
コンビを組むChage(56)の名前が挙がると「『大変だなあ』と思うけど、オレも言ってるヒマないね。きよしが1500万円の詐欺だろ? Chageさんの気持ちが分かるよ」と、元相方のビートきよし(64)の金銭トラブルの話題に。「金を貸してあげてもいいけど、あいつは恩知らずだからな…。金をあげたことはあるけど、貸したことはないよね」と話していた。