レッドウィングス、廃部の方針固める 東北パイオニア
バレーボール女子のパイオニアレッドウィングスに関し、東北パイオニア(天童市、峯田裕之社長)は廃部とする方針を固めたことが19日、関係者の話で分かった。選手の移籍先を模索するなど今後の対応について調整に入ったとみられる。近く記者会見を開き、明らかにする。
チーム幹部は同日、天童市や関係団体の代表者らと面会。業績不振などを理由に挙げ、廃部の方向で検討していることを伝えた。
東北パイオニアの担当者は取材に対し「業績改善の取り組みの中で、(廃部が)検討課題の一つであるのは事実。だが、現時点で決定したものではない」とした。その上で「プレミアリーグや出身地のクラブでプレーすることを希望する選手もおり、今の状況でその穴を埋める選手補強は難しいかもしれない」と語り、チーム存続の可能性は低いことを示唆した。
レッドウィングスは2000年にVリーグ(現・プレミアリーグ)に昇格し、2度のリーグ制覇を果たしたが、近年は下位に低迷。先月の下部との入れ替え戦で敗れ降格が決定的となった。東北パイオニアの親会社・パイオニアは業績が悪化し、経営改革に取り組んでいる。
企業スポーツって業績にすぐに影響するから大変ですね。
レッドウィングス、廃部の方針固める 東北パイオニア