百万円要求、断られたので刺した~陶芸家
なんて自分勝手なんだ。
東京・国立市の古美術店で男性店主が殺害された事件で、逮捕された陶芸家の男が、男性店主が「自分が売った焼き物を転売してもうけていたので100万円を要求したが、断られたので刺した」と、供述していることがわかった。
この事件は東京・国立市の古美術店で、店主の田代正美さん(73)が殺害されたもので、陶芸家の桜井正男容疑者(66)と妻の久美子容疑者(49)が逮捕された。桜井容疑者は作った焼き物を田代さんに売っていたが、その後の警視庁の調べに対し「田代さんが、自分が売った焼き物を転売してもうけていたので100万円を要求したが、断られたので刺した」と供述していることが、新たにわかった。
桜井容疑者は、凶器の刃物については「脅すために自宅から持って行った」と供述しているという。また、妻の久美子容疑者は、「夫が刃物を自宅から持って行ったかもしれない」と供述していて、警視庁は、犯行の経緯を調べている。