保護依頼の捨て猫「引き取れないから逃がして」
保護って意味が分からなくなりますね。
愛知県動物保護管理センター知多支所(愛知県半田市)の男性支所長(53)が、県警東海署会計課の男性職員(59)に対し、同署に届けられた捨て猫を逃がすようそそのかしたとして、動物愛護管理法違反(遺棄)の教唆容疑で先月下旬、名古屋地検に書類送検されていたことが県警関係者への取材でわかった。
動物保護機関の職員が、同法違反容疑で送検されるのは異例。会計課職員は実際に猫を逃がしたといい、県警は、この職員も同法違反(遺棄)容疑で書類送検した。
県警関係者によると、昨年10月頃、愛知県大府(おおぶ)市で段ボール箱に入れられ、捨てられている雌の子猫を獣医師が発見し、東海署会計課に届けた。同課職員は知多支所長に保護を依頼したが、支所長は「病気やけががなく、自力で生きていけるような場合は引き取れない」と拒否。「逃がしてください」と、猫を遺棄するようそそのかした疑い。職員はこれを受け、畑に猫を遺棄した疑い。