内村「なぜか知らないけど…」床で白井に勝利し苦笑い/体操
凄いスコアです!
全日本選手権個人総合第1日(9日、国立代々木競技場)第1種目の跳馬でつまずいた内村は、「気持ちが切れかけたけど、まだ得意種目が残っている」と言い聞かせた。床運動では13年世界選手権種目別覇者の白井健三(17)=神奈川・岸根高=を上回る15・900点をたたき出し、「なぜか知らないけど、健三に勝っていた」と思わぬハイスコアに苦笑いだった。
昨年の53位から大きく順位を上げ、20位で予選を突破した白井は、「航平さんに床(運動)で負けて悔しい」とスペシャリストの意地をにじませた。将来的には個人総合で世界に挑む考えを持っている。「やったらやった分だけ、評価してもらえると実感した」と手応えをつかんでいた。