【フルマーク】走攻守拙さ露呈/広島戦から
これでもプロ野球ですか!情けない。。。
「何なんだ、きょうは…」。投手陣が崩れたゲームとはまた違う後味の悪さに、切り替えが巧みな中畑監督の顔つきも珍しく怒気を帯びていた。横浜DeNAは走攻守で拙さを露呈した。
守りは1-0の五回。2死一、二塁から丸に右前へ同点打を運ばれたまではいいが、いや、良くはないのだが、捕手から送球を受けた白崎が打者走者を一、二塁間で挟殺しようとしている間に、一走にも勝ち越しのホームを許した。
2年目の若手はすでに5失策。馬場総合兼内野守備走塁コーチは「白崎が早く(ボールを)離さないといけない」と首をかしげるばかりだ。
攻撃では盗塁死が3度。しかも一回の石川と三回の白崎は投球前にスタートした。蓬莱外野守備走塁コーチは「バリントンの癖は分かっている。でもボールを持っているタイミングで走っては駄目」と言うが、そりゃそうである。
六回には荒波が「盗塁禁止」のベンチのサインを無視し、二盗を試みてアウト。指揮官は「何を考えているのか理解できない」と怒っている。
勝ち投手目前の五回2死から3失点し、これまでの緩急を使った好投をふいにした今季初登板の加賀美といい、あの4連勝は何だったのかと思わせる黒星だ。再び漂ってきた停滞感を次戦、吹き飛ばしたい。