数日間は震度３～４程度の地震に注意
嫌な地震ですね。。。
５日午前５時１８分ごろ、東京・千代田区で震度５弱の揺れを観測する強い地震があった。この地震による津波の心配はない。
気象庁によると、５日午前５時１８分ごろ、伊豆大島近海を震源とする地震があり、東京・千代田区で震度５弱を観測した。震度４を観測したのは、栃木・鹿沼市、群馬・安中市、さいたま市大宮区、千葉・鴨川市、浦安市、東京・港区、新宿区、文京区、横浜市神奈川区、川崎市川崎区、などとなっている。
震源地は伊豆大島近海で震源の深さは１６２キロ。地震の規模を示すマグニチュードは６．０。この地震による津波の心配はない。
総務省消防庁などによると地震により、これまでに１１人がケガをしているという。東京・新宿区で８０代の女性が自宅で転倒し、腰を打ってケガをするなど、都内では４人がケガをしている。千葉・市川市の住宅では物が落下したため、８６歳の男性が軽いケガをしたという。また、木更津市では、６６歳の女性が自宅の階段から転落し、顔にケガをして病院に搬送されたという。また埼玉・所沢市では３０代の男性が、揺れに驚いて階段を踏み外し、足首ねんざの軽傷。神奈川県では、川崎市で１人、横浜市で３人けがをしているという。
今回の地震で政府は、首相官邸の危機管理センターに、官邸連絡室を設置して情報収集などを行っている。気象庁によると、東京２３区で震度５弱以上の揺れを記録したのは２０１１年３月の東日本大震災以来の事だという。
この地震は太平洋プレートの内部で発生したもので、一般的にこれだけ震源が深いと余震活動は活発にはならないという。実際に、これまでの所、震度１以上の余震は発生していないという。しかし気象庁は念のため、数日間は震度３から４程度の地震に注意してほしいとしている。また、関東地方南部で想定されている巨大地震とはメカニズムなどが異なることから関連性はないとしている。