【西武】雄星、プロ初3連敗 後輩・大谷に「うらやましい」
自問自答した。西武・菊池は「何があったんですかね」と首をひねった。1点リードの3回先頭から突然の3連続四球。無死満塁のピンチを招くと、適時打2本と自らの暴投で3点を失い、逆転を許した。「僕自身の気持ちのズレというか、置きにいく球が多かった」。6回を8安打5四球3失点で、開幕から両リーグワーストの3敗。プロで初めて3つ黒星が続いた。花巻東高の3年後輩である大谷との初の投げ合いで、自滅した。
投打二刀流を、せん望のまなざしで見つめていた。「本塁打と球速は野球選手のロマン。その2つを持っているのは、あり得ない」と感嘆。「ポテンシャル、スケールの大きさ…。いくら練習しても、追いつかないパーツを持っている。うらやましい。あと10センチ身長があれば。常時150キロ超は努力だけで、できない」。左腕から最速146キロを繰り出しても、白星には届かなかった。菊池は「大谷に限らず、負けたくない。次また投げ合う機会があれば」とリベンジの時を見据えていた。(山崎 智)
エースで4番・・・漫画みたいな事をリアルでできるなんて本当に凄いです
【西武】雄星、プロ初3連敗 後輩・大谷に「うらやましい」