並外れた気概と度量、「大国マナー」を備える韓国―韓国メディア
韓国紙・中央日報の中国語サイトは2日、中国義勇兵の遺骨を返還した韓国の仁義に感動した韓国全北大学中文学部の大学院生、竜盈盈さんの寄稿記事「韓国の『大国マナー』」を掲載した。
中国春秋時代の楚の王、荘王が晋の国との戦で大勝した際、家臣から「晋の兵士の遺体を積み上げて『京観』を作り、勝利の記念として楚国の武力を後世に残しましょう」と提案されたが、これを却下した。国のために命を落とした晋の兵士の遺体を利用して、武力をひけらかすなどもってのほか、戦の目的は武功を見せびらかすためでなく、暴力を止めることだというもの。
荘王は兵士らの遺体を手厚く埋葬し、その仁義を中原の諸侯たちが絶賛した。孔子も荘王は春秋時代の稀に見る名君だと称賛。こうして中原から野蛮な国だと思われてきた楚が中原文明の仲間入りを果たし、最強国となったのである。この話から、国が主導的立場を得るには金銀の多さでもなく、宝剣の力でもなく、文化の厚みが必要であることが分かる。
北東アジアの一角に位置する韓国は、国土面積はわずか9万平方キロメートルほどで、面積だけでみればまぎれもなく「小国」だ。だが、今回の中国兵の遺骨返還は中国のみならず全世界に韓国が仁義を重んじ、人道的な「大国マナー」を備えた国であることを知らしめた。韓国にとってみれば、中国兵は祖国を分裂に追いやった憎き存在。それでも、韓国は楚の荘王と同じような行動に出た。
並外れた大国の気概である。これほど礼儀を守り、他人を尊重し、生命を畏敬する「大国マナー」を備える韓国。遺骨の返還は人道主義的価値観と文化の厚みが見事に体現された行為である。筆者はもともと韓国側に何らかの政治的意図があるのではないかと推測していたが、そうではなかった。韓国は自らの仁、義、礼、智という大国の度量を見せつけ、世界各国の尊敬と称賛を集めたのである。
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