ロシアのG8参加を停止 G7がハーグ宣言採択
これからロシアは、どうなるんでしょうか。
主要国(G8)からロシアを除いた7カ国(G7)は24日(日本時間25日未明)、核保安サミット開催地のオランダ・ハーグで首脳会合を開き、ロシアのG8への参加停止を決めた。ロシアがウクライナ南部クリミア半島を併合したことに対抗し、強く警告する措置だ。また、オバマ米大統領は習近平(シーチンピン)・中国国家主席と会談し、米欧や日本によるロシア制裁への支持を求めた。
G7首脳会合で採択する「ハーグ宣言」では、「ウクライナの主権、領土の一体性と独立に対する強い支持を再確認する」とし、住民投票を経てクリミアを併合したロシアに対して「違法な試み」と非難。承認しないと表明した。
また、一連のロシアの行動には重大な結果が伴うとし、「明白な国際法違反は世界中の法の支配に対する深刻な挑戦」と記した。ロシアが現状をエスカレートさせる場合、制裁強化の用意があることを示した。