<後半国会>焦点は集団的自衛権の憲法解釈変更問題に
何でも時間がかかりますね。しょうがないか。
2014年度予算の年度内成立を受け、後半国会は集団的自衛権の行使を可能にする憲法解釈変更に論戦の焦点が移る。
安倍晋三首相は、自身の私的懇談会「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)が4月にも報告書をまとめるのを受けて政府原案を作り、解釈変更を閣議決定する方針だが、与党内には慎重論が根強く、意見集約には一定の時間がかかる見通し。
4月の消費増税で景気が落ち込めば政権への風向きも変わりかねず、首相は閣議決定時期を慎重に探る構えだ。