グーグル、幹部3人に現金賞与950万ドル
米グーグルは10日、2013年度の業績に連動して幹部3人に総額950万ドル(約9億8000万円)の現金賞与を支給すると明らかにした。
米証券取引委員会(SEC)への報告書によると、パトリック・ピシェット最高財務責任者(CFO)の賞与は280万ドルから300万ドルに増える。
ニケシュ・アローラ最高業務責任者(CBO)の賞与も350万ドルと、昨年の280万ドルから増額する。一方、デビッド・ドラモンド最高法務責任者の賞与は300万ドルと、前年の330万ドルから減少する。
この報告書によると、賞与の支給予定日は14日。
共同創業者であるラリー・ペイジ最高経営責任者(CEO)とサーゲイ・ブリン氏に対する現金賞与はない。両氏は昨年も現金賞与を受け取らなかった。
グーグルは先月の当局への報告書で、前CEOで会長のエリック・シュミット氏に1億ドル相当の制限株式と600万ドルの現金賞与を支給すると明らかにした。グーグルは当時、この現金賞与は「グーグルの13年度業績への貢献を認めたもの」としていた。
シュミット会長は昨年もグーグルの12年度業績に連動して現金賞与600万ドルを受け取った。
業界専門家の間では、インターネット利用のデスクトップパソコンからモバイル機器への移行がグーグルの収益性の高い検索事業の痛手になりかねないとの見方もあるが、グーグルの力強い売り上げ成長は続いている。
グーグル株は、10日終値に基づく過去12カ月間の騰落率が46%高だった。
そのまま退職してもいい金額でわ・・・・
グーグル、幹部3人に現金賞与950万ドル