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“空飛ぶじゅうたん”は実現するか…災害救助で活躍期待「超小型垂直離着陸機」

少しづつでも発展するいいですね・・・

地震や津波などの災害現場で人命救助に活用できる1人乗りの「超小型垂直離着陸機」の開発に、産業技術短期大(兵庫県尼崎市)の久保田憲司講師(59)と学生らが取り組んでいる。きっかけは3年前の東日本大震災だった。「宇宙に行ける現代に、なぜ目と鼻の先の災害現場に足を踏み入れられないのか」。被災地周辺の道路が寸断され、捜索や救助が進まない状況をテレビ報道で目の当たりにした久保田講師が、機体の底に取り付けたプロペラで離着陸できる円盤形の機体を開発。近く飛行実験に挑むことになった。

 超小型垂直離着陸機は、直径約2メートル、高さ約2・5メートル、重さ約180キロ。円盤形の機体の底部に取り付けられた全長1・5メートルのプロペラ2枚を水上スキー用のエンジン2基で動かす。

 1人乗りのため被災者を搬送することはできないが、ヘリコプターの離着陸が困難な狭い場所などで、要救助者の迅速な発見に活用できる可能性がある。

 設計上では、垂直に離陸した後、高さ3~5メートル上昇。機体上部に搭乗した乗員がレバーを操作しプロペラの傾きを変えることで、時速約30キロ程度で水平方向に移動できる。約2メートル四方のスペースを確保できれば離着陸でき、車両やヘリが近づけない場所にも入ることが可能という。

 東日本大震災のあった平成23年の夏から、学生約15人とプロジェクトチームを結成し、開発を始めた。

 モデルとしたのは、1950~60年代に米軍が偵察機として開発した「フライングプラットホーム」。試験飛行にはこぎつけたが、水平バランスを保つことが困難とされ、開発が中止された経緯がある。

 久保田講師はフライングプラットホームが開発された当時の資料を参考に、航空機などに使用されるジャイロ装置を搭載するなど改良を加え、機体の安定性を確保することに成功した。

 昨年12月の飛行実験では、ボルトのゆるみなどが原因でギアに不具合が起きて中止を余儀なくされたが、機体の強度を高め、近く再実験を行う予定だ。

 久保田講師は「実験を通じて災害現場で使える可能性を実証したい。限られた予算の中で飛行実験が成功すれば、災害救助の歴史を変えるきっかけになる」と意気込んでいる。

“空飛ぶじゅうたん”は実現するか…災害救助で活躍期待「超小型垂直離着陸機」

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