真央 感涙リベンジ「最高の演技ができた」決戦前に赤飯で気合
「フィギュアスケート女子シングル フリー」(20日、アイスベルク・パレス)
SP16位の浅田真央(23)=中京大=は、フリーで自己ベストを更新する142・71点をマークし、合計198・22点で6位入賞を果たした。冒頭のトリプルアクセルを成功させ、集大成の五輪を完全燃焼で終えた。
演技後は万感の涙がこぼれ落ちた。「SPはああいう形で終わって、すごく自分の中でプレッシャーを感じて。、ずっと悩んでいたけど、今日、こうしてバンクーバーから4年掛けてやってきたことが出せた。支えてくれた方々に最高の演技ができて嬉しかった」。
すべてのジャンプに失敗したSP。この日の朝の練習でも精彩を欠き、佐藤信夫コーチから喝を受けた。そこから気持ちが切り替わった。トレーニングルームで汗を流し、「よく寝て、よく食べてきました」。決戦前に食べたのは、「お赤飯」。心身ともに整えてきたリンクで、ようやく本来の自分の姿を取り戻した。
「これが私の最後の五輪」と話してきた集大成の舞台。「やりきった気持ちはある。終わって、ホッとして、4年間やってきて良かったなと思える。(4年後は)想像できません。今回はとにかく悔いなくと思っていた。そういう意味ではリベンジができたと思う。その後のことは、今は考えてないです」と、すっきりした表情で話した。
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真央 感涙リベンジ「最高の演技ができた」決戦前に赤飯で気合