41歳葛西、金へ集中=腰痛に「泣き言言わない」〔五輪・スキージャンプ〕
メダルとらせてあげたいなぁ。
【ソチ時事】ノルディックスキー・ジャンプ男子の公式練習が13日、ラージヒル(HS140メートル、K点125メートル)で行われ、日本勢が調整した。腰痛を訴えて12日の練習を休んだ葛西紀明(土屋ホーム)は131.5メートルと134メートルを飛び、2回ともに全体で2位の飛距離をマーク。日本選手団の主将は「泣き言を言わず、試合に集中したい。(今大会の)日本はまだ金がないし」とメダルへの意欲を示した。
今季のワールドカップで最年長優勝記録を更新。9日の個人ノーマルヒルでは日本勢最高の8位に入った葛西は、その際に腰を痛めた。選手村などで治療を受け、本人の痛みは和らいでいるが、助走姿勢や飛び出しのタイミングへの影響が懸念されている。15日に本戦を控える41歳は「(17日の)団体まで持つように、うまくやっていきたい」と決意を語った。