6位完敗、長島「申し訳ない。旅費を全部払いたい」=ソチ五輪スピードスケート
実力がないうえに、何ですかこの言葉。
ソチ冬季五輪のスピードスケート男子500メートル決勝が現地時間10日に行われ、メダルの期待がかかった日本勢だったが、前回バンクーバー五輪銀の長島圭一郎は2本合計70秒040(34秒790、35秒250)で6位に終わり、同種目での2大会連続メダル獲得はならなかった。
以下は長島のコメント。
■長島圭一郎「実力のなさです。それだけです」
「(1本目は素晴らしい滑りだっただけにもったいなかった)いや、全然素晴らしくないです。もうちょっと3、4歩ぐらい前に行ってもおかしくなかったかなというのはあるんですけど、うまくいかなかったですね。
(2本目の第1カーブで足を滑らせた?)前からの課題でいろいろと試してやっていたんで、そこが4年間1回もしっくりこなかった。実力のなさです。それだけです。
(オランダ勢のタイムは予測できた?)いや、全然。予想を超えているので、完敗ですね。
(アウトスタートに関しては34秒50をいける感覚はあった?)出さなきゃいけないと思っていました。リンクと僕の感覚は合ったので、それが出なかったというのが、力がなかったかなと。本番に弱いですね。
(メンタル的には?)もちろんすべてのレースで緊張はしますし、それは変わらないです。五輪の重圧はなかったです。重圧かかるほど注目されていないので。
(1本目は3位につけたが)順位は3番ですけど、組み合わせとかいろいろ見ていくうえで、かなり厳しいというのは分かっていました。なんとかという気持ちはあったんですけど……。
(今後については?)続けるにしろ辞めるにしろ、スポンサーや会社とか相談しないといけない。自分1人では決められないので、帰って相談しながら決めたいと思います。
(スタンドに向けてごめんと手を合わせていたが?)その通りの気持ちでした。金メダルというのが絶対の目標だったので、申し訳ないです。旅費を全部払いたいです」