札幌監禁容疑者、漫画は女児のために購入か
何が目的だったんでしょうか。
札幌市で起きた女児監禁事件で、同市内の無職の男(26)が逮捕されるきっかけになった「少女漫画を持った不審者」という目撃情報について、漫画は容疑者の男が女児のために購入したとみられることが、北海道警などへの取材でわかった。男は意味が通らない言動をしており、道警は刑事責任能力の有無を慎重に調べる。
道警などによると、男は2日午後0時半ごろ、同市内のショッピングセンターからタクシーに乗り、自宅アパートへ帰宅した。この際、少女漫画4冊ほどと小型の段ボール箱5箱を持っていた。小学校低学年が読む漫画だったことから、道警は女児に読ませるために買ったとみている。
男の様子を不審に思ったタクシー運転手が通報。道警が男の自宅付近の防犯カメラを調べたところ、男の近くを歩く女児が映っていた。さらに、それまでに出ていた不審者の目撃証言と運転手の証言が一致したことから、男の部屋に行って女児を見つけた。
女児は1月27日から監禁されていたとみられるが、男から食事を与えられていたといい、保護された時、元気な様子だったという。