東京五輪応援ナンバー、来年中に…寄付金上乗せ
かなりの希望者が出ると思います。
2020年の東京五輪・パラリンピックを記念した自動車用の特別ナンバープレートが、来年中に全国で発行される見通しとなった。
政府は、20年度までの期間限定で、五輪マークや富士山などの日本を象徴するデザインを盛り込んだカラフルな特別プレートを作り、希望者が取得できるようにする。交付代金の一部を基金に積み立て、五輪に向けた交通サービスの向上に充てることも計画している。
政府関係者によると、10年のバンクーバー冬季五輪(カナダ)などで特別ナンバーが発行されているが、日本では初めて。自動車のナンバープレートに数字や文字以外のデザインを使うことは国土交通省令で禁止されているが、五輪ムードを盛り上げるため、省令を改正し、例外扱いとする方向だ。20年の五輪終了で発行をやめるが、交付した特別プレートは継続して使えるようにする。
計画では、1999年から全国で導入されている「希望番号制度」を活用し、五輪特別プレートの交付事業を行う。希望者はプレートの交付手数料とともに、数百円程度の寄付金を支払い、特別プレートの交付を受けることができる。既に所有している自動車のプレートを、特別プレートに付け替えることも可能だ。