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平田被告初公判 教義言及 検察、背景含め立証 複雑な構図、裁判員は混乱

裁判員は理解出来てないですね。。。

社会を震撼(しんかん)させたオウム真理教の凶行から約19年。教団の罪を裁く法廷が再び始まった。16日に東京地裁で開かれた元幹部、平田信被告(48)の初公判。検察側は教団の教義や地下鉄サリン事件にいたる背景を含めた立証を試みたが、元信者らが複雑に絡み合う構図に、裁判員の理解がおぼつかない場面も。識者からは「裁判員裁判になじまない」との指摘も出た。

 「証人尋問を始めます。冒頭陳述メモの3枚目、平成7年2月24日と書かれているあたりになります」

 証人尋問を前に、証人と事件の関係性を説明する検察官。検察側は裁判員に現場見取り図や相関図を加えた3枚組の資料を配った。だが、裁判員は説明のたびに資料をめくるのに忙しく、複雑な構図に首をかしげる光景もあった。

 検察側は教団が今回の事件に至った背景も冒頭陳述に盛り込んだ。

 「今回の裁判では、必要な限度で、地下鉄サリン事件の準備を進めていく状況にも触れざるをえません」

 検察官はこう述べ、裁判員らに「地下鉄サリン事件を処罰対象として扱うことはできないという点にご注意ください」と説明した。

 公判の審理対象となるのは、目黒公証役場事務長拉致▽宗教学者の元自宅爆破▽教団総本部への火炎瓶投げ込み-の3事件。地下鉄サリン事件では起訴されていないためだ。

 拉致などを行った教団が警察の強制捜査を阻止するために爆破事件や火炎瓶事件を「自作自演」した-。こう描く検察側は、爆破・火炎瓶事件と同時並行で進められた地下鉄サリン事件をあえて持ち出し、「平田被告も関わっていた」と説明した。

 さらに教団内の教義についても言及。犯罪が繰り返された背景には、「麻原死刑囚の指示は絶対的」という「ヴァジラヤーナの教え」があると主張した。

 こうした手法をとる検察側には「教団による組織的犯罪であることを立証する」(検察幹部)との狙いがある。ただ、証拠を絞り、短期集中で行われる審理では、裁判員に意図が伝わるかどうかは未知数だ。

 オウム真理教事件に詳しいフリーライターの江川紹子さん(55)は「短期間での結論が求められる裁判員裁判で、一般の人が正しくオウム事件を理解するのは難しい。個々の事件だけでなく一連の事件の全体像を分かってもらえるような立証に努めることが重要」と話す。これに対し、ある検察幹部は「白紙の状態で審理するのが裁判員裁判。最大限分かりやすく立証したい」としている。

平田被告初公判 教義言及 検察、背景含め立証 複雑な構図、裁判員は混乱

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