熱交換器、8年洗浄せず…工場爆発・5人死亡
最悪な会社ですね!
三重県四日市市の「三菱マテリアル」(本社・東京都千代田区)四日市工場で、同社と下請け業者の作業員計5人が死亡、12人が重軽傷を負った爆発事故で、同社は10日、爆発した水冷熱交換器を7年10か月洗浄していなかったと明らかにした。
同工場では2010年2月、別の交換器の洗浄の際、化学物質の残留物で作業員がやけどをする事故が起きて以降、洗浄の頻度を増やすことを検討していたという。同工場は10日から安全が確認できるまでの間、操業を停止した。
工場には熱交換器を洗浄する際のマニュアルはあるが、どの程度の温度まで下がれば安定状態になるのか、窒素をどれくらいの濃度まで注入すれば良いのかといった数値の基準は書かれておらず、作業員の経験則に従って行われていたという。