<楽天>田中将大投手の大リーグ移籍容認
プロ野球の楽天は25日、田中将大投手(25)の来季大リーグ移籍について容認することを明らかにした。同日、仙台市の球団事務所で立花陽三・球団社長と会談し、球団側が新移籍制度を活用して田中投手の移籍を申請することを伝えた。球団側は上限額が2000万ドル(約20億円)に設定された新制度に難色を示したが、田中投手の希望を受け入れた。
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今季が7年目の田中投手は3年契約を結んだ昨年12月の契約更改で、大リーグ挑戦について「将来的に希望がある」と伝えた。球団はレギュラーシーズン24勝で創設9年目での日本一に貢献したエースに対し、当初は「若い人が海外に挑戦することはいいことと思う」(三木谷浩史オーナー)など容認する構えだったが、移籍金の上限が設定されたことや、申請後はフリーエージェント(FA)権と同じように自由に選手が相手球団と交渉できる制度を疑問視。立花社長は「優勝するためには田中投手は重要」と残留を要請していたが、球団が態度を変えた。
田中投手が海外でプレーするには、海外FA権を取得できるまで最低2年必要で、今年、海外へ移籍するためには新移籍制度を利用しなければならなかった。
マー君おめでとう!!
<楽天>田中将大投手の大リーグ移籍容認