北海道の空の便 きょうも一部欠航
北海道では22日、日本海側を中心に降った雪の影響で新千歳空港を発着する130便以上が欠航し、空港のターミナルビルではおよそ600人が一晩を過ごしました。
23日も欠航に伴う機材繰りのため、すでに午前中の一部の便で欠航が決まっています。北海道は22日、強い寒気の影響で日本海側を中心に断続的に雪が降りました。
札幌管区気象台によりますと、冬型の気圧配置は徐々に緩んできていて、雪のピークは越えたものの、23日も午後から一部の地域で断続的に雪が降るということです。
この雪で22日は新千歳空港と本州の各地を結ぶ便を中心に130便以上が欠航しました。
空港のターミナルビルではおよそ600人が一晩を過ごし、ロビーのいすで毛布を掛け、仮眠する人の姿が見られました。
名古屋に帰る予定の39歳の男性は、「最終便で帰る予定でしたが欠航になってしまい、ホテルも取れなかったので空港で寝ました。とても疲れました」と話していました。
新千歳空港では23日も欠航などに伴う機材繰りのため、すでに午前中の一部の便で欠航が決まっています。
このうち、▽日本航空は新千歳空港と仙台や新潟などを結ぶ6便、▽エア・ドゥは羽田などからの到着便3便、▽全日空は関西空港からの到着便1便がそれぞれ欠航するということです。
航空各社によりますと、このほかにも午前を中心に欠航や遅れが予想されるということで、運航情報に注意するよう呼びかけています。
いままで雪が少なかったんですが、やっぱり例年どうり多そうです。
北海道の空の便 きょうも一部欠航