黒子のバスケ脅迫 渡辺容疑者、身柄確保時に20通の脅迫文所持
何が気に食わなかったんだろう?
渡辺博史容疑者が15日に捜査員に身柄を確保された際、リュックサックには、今月末に開催される高校のバスケットボール大会や同人誌イベントの主催者などに開催中止を求める脅迫文など約20通が入っていた。警視庁では、同容疑者は今後開かれるイベントの中止を求めるためポストに入れようとしていたとみて、さらに詳しい経緯を調べる。
黒子のバスケをめぐりこれまで各地に送られた脅迫文では、一貫して作者の藤巻忠俊さんへの恨みがつづられており、犯行の執拗(しつよう)さが垣間見える。
昨年10月から11月にかけては、東京都内や名古屋市、福岡市のイベント会場に脅迫文などが続々と届いた。今年1月17日には、犯人グループを名乗る「怪人801面相」がインターネット掲示板で「終結宣言」したが、4月には再び一部のイベント会場に脅迫文が送られた。