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アイドルファンと声優ファンはなぜ衝突? 溝を埋めるカギはあるのか

AKB48やももいろクローバーZといったアイドルのファンと、田村ゆかりや竹達彩奈、花澤香菜といったアイドル声優のファンの間には、しばしば軋轢が生まれる。アイドルとアイドル声優の活動内容には相似点が多く、今年公開された映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』の声優をAKB48の渡辺麻友が務めるなど、アイドルが声優としてアニメ作品に参加することもあるため、両者の明確な定義付けは難しいところ。しかし、熱心なファンの一部は互いの存在を認めず、両者が共演するイベントなどで摩擦を生むことも少なくない。

 『Animero Summer Live2013』ではアイドルグループのアフィリア・サーガが、『ANIMAX MUSIX2013』では東京女子流が、アイドル声優ファンに受け入れられず、盛り上がりに欠けるステージとなった。また、『@JAM2013 Next Stage』では、アイドル声優が出演するステージの客席にて、アイドル声優ファン同士で最前列を巡った暴行事件が起こったことを受け、アイドルファンの間で「アイドル声優のファンはマナーが悪い」といった声があがり、両者の溝を深めた。

 なぜ、このような軋轢が生まれるのかというと、まず、アイドル声優ファンは、その人が声優として参加しているアニメ作品のファンであることが挙げられる。彼らは、アニメ作品の世界観の一部を担う、プロフェッショナルな声優としての実力を認めたうえで、彼女らのファンになっているケースが多い。それゆえ、人気アイドルがアニメ作品や、声優という仕事への理解も浅いままに、その世界に踏み込んでくることへ抵抗感があるのだ。

 いっぽう、アイドルファンにとってはダンススキルや、グループとしてのコンセプトを持たないアイドル声優は、アイドルでもなければ声優でもない、中途半端な存在に映るようだ。つまり、両者が演者に求めているものが違うため、すれ違いが起きてしまうのだろう。

 だが、アイドルと声優の関係性について過去を遡ると、そこには切っても切れない関係があることがわかる。70年代にはアニメソング歌手・声優の堀江美都子がアイドル的な売り出し方をしていたし、古谷徹らを中心とした声優バンド・スラップスティックにはアイドル的な人気があった。80年代には、『タッチ』の朝倉南役で知られる日高のり子が、アイドルでありながら声優としても評価されている。荻野目慶子は『みゆき』の若松みゆき役で一躍有名になり、その後トップアイドル歌手にまで上り詰めた。アイドルを題材にしたアニメとしてエポックメイキング的作品である『魔法の天使クリィミーマミ』の主人公を演じた太田貴子は、後にアイドル系歌手として人気を博している。90年代にはハミングバード、E.M.Uといった声優グループが結成され、アイドル的な活動を展開した。アイドルと声優の相性は、決して悪いとはいえないのだ。

 昨今のアイドルには、AKB48の渡辺麻友や乃木坂46の生駒里奈のように、アニメ好きを公言するメンバーも多い。また、声優の井上麻里奈はAKB48ファンで、総選挙会場に訪れる姿をtwitterで披露しているし、上坂すみれはハロプロのライブに感銘を受けたという。実は、アイドルとアイドル声優自身は、たがいにリスペクトしあっているケースが多々ある。もしこの風潮がファンの間にも根付けば、衝突は自然と減っていくのではないだろうか。

 アイドルファンとアイドル声優ファンの間に横たわる溝を埋めるには、アイドルとアイドル声優がファンに見える形で交流を深めていくことが必要なのかもしれない。

派閥とかあったのですね・・・・・
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