「あわびごはん」おいしい 入善の小学校給食に
小学校給食に「あわびごはん」いいですね!
入善町特産の深層水アワビを使った「あわびごはん」が22日、同町の飯野小学校と黒東小学校の給食に出され、児童が地元の味覚を堪能した。
町食育推進月間に合わせ、地産地消や地域の産業に理解を深めてもらおうと企画し、ことしで3回目。「にゅうぜんごっつおう膳~あわびごはん給食」と名付け、18~22日に町内全8小中学校でそれぞれ1日ずつ実施した。
飯野小では、1~6年生252人が米澤町長や車正利入善漁協組合長らとランチルームで会食。児童は磯の香りがするご飯を頬張り、「身に歯応えがあっておいしい」などと話していた。あわびごはんには、児童が田植えと稲刈りをしたコメが使われた。地元産の野菜を使った「にゅうぜんごっつおう汁」も味わった。
深層水アワビについて学ぶ授業もあり、同漁協の飯田晃広参事が5年生に養殖の方法などを説明した。
深層水アワビは全8校の計2139人分の給食に出され、55・5キロ(3260個)が使われた。