＜大田３児遺棄＞「子供、捨てれば…」１９日にも再逮捕
酷すぎます！人間のやる事じゃないです！
生後間もない次女を捨てたとして、東京都大田区の無職、戸沼英明（３２）と妻のホステス、千恵美（３１）の両容疑者が保護責任者遺棄容疑で逮捕された事件で、英明容疑者が警視庁捜査１課の調べに対し「子供ができても捨ててしまえばいいと思った」と供述していることが捜査関係者への取材で分かった。両容疑者は「長男、長女、次女の３人を生後間もなく捨てた」とも話しており、同課は１９日にも長女（３）に対する同容疑で２人を再逮捕する方針。
英明容疑者らは２０１１年３月、大田区の自宅近くの公園ベンチに次女（２）を遺棄したとして、先月２９日逮捕された。「お金がなくて育てられないと思った」と供述していたが、その後の調べで１０年１月にも同区内の民家玄関先に、へその緒がついたままの長女を置き去りにしていた疑いが強まった。
第一発見者の女性は毎日新聞の取材に「玄関前の植木の間で、黒いセーターにくるまれていた」と話す。残る長男について、英明容疑者らは「０２年に生まれたが、数カ月後に寝ていたときに死んだ。当時住んでいた埼玉県上尾市の公園に捨てた」と供述しており、引き続き調べを進める。
捜査関係者によると、英明容疑者は千恵美容疑者が働いていた風俗店で知り合った。英明容疑者は仕事に就かず、千恵美容疑者が家計を支えていた。長男が生まれた０２年当時は上尾市に住んでいたが、その後、都内に転居。アパートの家賃を滞納するなど、夜逃げ同然で姿をくらますことも多かったという。【山崎征克、神保圭作】