遠心分離器が原因か=工場爆発で現場検証―千葉県警
千葉県野田市の再生油製造販売会社「エバークリーン」のリサイクル工場で2人が死亡、16人が重軽傷を負った爆発事故で、廃油から不純物を取り除く遠心分離器付近で発火した可能性があることが16日、同社への取材で分かった。
県警捜査1課と野田署は同日午前、業務上過失致死傷容疑で、爆発が起きた工場の現場検証を行った。
同社によると、工場ではガソリンスタンドから回収したエンジンオイルなどの廃油を精製し、再生油にしている。
廃油は「マイクロセパレーター」と呼ばれる分離器に入れ、不純物を取り除く。分離器は箱形で、中にある高さ約50センチの円柱のような部品に廃油を入れて回転させるが、回転によって生じた熱が気化した油に伝わり、引火した可能性があるという。
ただ、同社は「セパレーターは密閉されておらず、廃油は引火しにくい」と説明。県警などは現場検証で慎重に原因を調べる。
かなりの規模の爆発でびっくり!!
遠心分離器が原因か=工場爆発で現場検証―千葉県警