マツコ新番組第1回で休止、営業サイドからクレームか
クレ-ムが来ても、おかしくない内容でした!
タレント、マツコ・デラックス(41)が司会を務めるTBS系バラエティー「マツコの日本ボカシ話」(火曜後11・58)が29日、放送をいったん休止することを同局HPで発表した。
同番組は、金融や医療などの業界関係者が顔に“ぼかし”を入れて裏事情を話す内容で、22日にスタートしたばかり。初回放送だけで、休止になった。HPには「全編ボカシという表現・演出方法には、局の内規に抵触するおそれがあることから、一旦、番組の放送を休止し、表現・演出方法の再検討を行います」と書かれていた。
サンケイスポーツの取材に同局広報部は、報道番組では具体的な報道のために極力“ぼかし”を使わず放送する内規があるとした上で、「社内から『バラエティーとはいえ、ぼかしが多すぎるのでは』との指摘があり、再検討することになった」と理由を説明した。一方、マツコの所属事務所は「担当者が不在のため、お答えできません」としている。
22日放送の初回は、生命保険会社のセールスレディーが出演し、“枕営業”について言及していた。複数の関係者によると、同局営業サイドが制作側に「生保会社がCMから撤退してしまう」とのクレームを入れたとの情報もある。ただ、広報部は「あくまで内規との兼ね合い」としている。
30日発売の「週刊文春」では、同じマツコが司会を務めていた同局系「マツコの知らない世界」が9月で終了したことについて報道。同番組プロデューサーがタレント、みのもんた(69)の長男(33)であることが原因などとしているが、広報部は「10月の改編期で編成上の理由で終了した」と説明した。