ドコモがiPad新型モデル国内販売 先行2社を追撃へ
米電子機器大手アップルが米国で22日午前(日本時間23日未明)にも発表するタブレット端末「iPad(アイパッド)」の新モデルをNTTドコモが日本国内で発売することが21日、明らかになった。
.米国では11月に発売される見通しだが、日本での発売は来年にずれ込む可能性もある。ドコモはスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」に続き、アイパッドも取り扱うことで、先行するソフトバンクやKDDIを追撃したい考えだ。
.アップルは現行の「アイパッド」と「アイパッドミニ」の後継モデルを発表する見通し。アイパッドには従来と同じ大型液晶画面、ミニには高精細画面の搭載が見込まれているが、生産体制が整うのに時間がかかるとみられている。
.ドコモはクラウドコンピューティング環境でアイパッドを活用した法人向け事業を本格展開する方針。個人向けにはアイフォーンとの組み合わせ販売も検討している。
.同社はこれまで米インターネット検索大手グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマホとタブレット端末をセットで割引販売してきたが、これにアップルの製品群が加わることで、ソフトバンクやKDDIに並ぶ製品ラインアップとなり、企業向けと個人向けの両市場で攻勢をかけたい考えだ。
.調査会社ICT総研の予測によると、日本国内の2012年度のタブレット端末出荷台数は489万台だが、16年度には1013万台へと倍増する。アイパッドのシェアは53%から43%に低下するものの、機種別ではトップを堅持する見通しだ。
どうなるのでしょうか・・・・・