【日本ハム】大谷、来季開幕投手!黒木投手コーチが明言
日本ハム・大谷翔平投手(19)が来季の開幕投手の最有力候補に浮上していることが16日、分かった。今季、チームは12年ぶりに2ケタ勝利投手が不在。首脳陣は高卒新人ながら3勝を挙げた大谷を、来季の先発陣の柱として期待。球団の高卒2年目では85年の津野浩以来、29年ぶりとなる大役が託される。
黒木投手コーチは「球界を背負っていく投手。1年間投げてみて、タフで元気。あの球が思いどおりに投げられるなら、そういうポジションに入ってくる」と明言した。今季は投打二刀流に臨み、13登板で無傷の3勝、防御率4・23。中7日以上の登板間隔だったが、シーズンを通して投げ続けたことが評価された。
今季は開幕から故障を抱えた武田勝、吉川の出遅れが響き、最下位に沈んだ。「来年はタフな選手にローテーションを引っ張っていってほしい」と同コーチ。来季の二刀流は「投」に重点が置かれ、大谷は中6日で先発ローテを回る予定。開幕から1年間、フル回転することが求められることになった。
9日から参加した宮崎フェニックスリーグでは投手に専念。「今は投手のことしか考えていない」と大谷の鼻息は荒い。栗山監督は就任1年目の12年、実績不十分な斎藤を開幕投手に抜てき。完投勝利を収め、開幕ダッシュに成功したことがリーグ優勝につながった。大谷の開幕勝利で、その再現を狙う。
◆日本ハムの高卒2年目の開幕投手 67年の森安敏明、85年の津野浩がおり、大谷で史上3人目となる。津野は高知商から83年ドラフト3位で入団し、85年から3年連続で開幕投手を務め、いずれも白星を挙げた。高卒1年目の開幕投手は56年の牧野伸のみ。
今から開幕投手決めちゃうって早くないですか?
【日本ハム】大谷、来季開幕投手!黒木投手コーチが明言