みずほ銀、組員融資の一部は回収不能 融資対象は全国に
悪質な行為ですね!
【笹井継夫】みずほ銀行が暴力団組員らへの融資を放置し、金融庁から業務改善命令を受けた問題で、約230件の問題融資の申し入れがあった場所は全国各地に分散していたことがわかった。暴力団組員らが融資の申し込みを特定の場所に集中させるのを避け、問題の発覚を遅らせていた可能性がある。
約230件の融資は総額約2億円にのぼっていたが、その一部は返済されず、事実上、不良債権化していることもわかった。関係者が明らかにした。
これらの融資は、みずほ銀がグループ内の信販大手「オリエントコーポレーション(オリコ)」などを通じて実行した自動車ローンなどだった。暴力団組員らが自動車ディーラーなどで中古車を買った際のローンが中心だったという。