台風20号 あす26日朝にかけて伊豆諸島に最接近
被害が出なければいいでね。
台風20号は、25日午前9時現在、八丈島の南約550キロの海上を、暴風域を伴いながら1時間に15キロの速さで北に進んでいる。
中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートル。中心から110キロ以内では風速25メートル以上の非常に強い風が吹いている。台風は今後、北上しながら進路を東寄りにかえ、今夜からあす26日朝にかけて伊豆諸島に最も接近する予想となっている。
台風の影響で、伊豆諸島と小笠原諸島では、海が大しけとなっている。伊豆諸島南部では、台風の接近に伴い、今夜からさらに波が高くなり、小笠原諸島ではあす昼前まで大しけの状態が続く見込みだ。
あすまでに予想される波の高さは、伊豆諸島南部と小笠原諸島で7メートル、伊豆諸島北部で6メートルとなっていて、気象庁は高波に警戒を呼びかけている。また、伊豆諸島では、台風の接近に伴って次第に風が強まり、あすは非常に強い風が吹く見込みだ。あすまでに予想される最大瞬間風速は、伊豆諸島南部で35メートル、伊豆諸島北部と小笠原諸島で30メートルとなっている。
さらに、まだ台風から遠い関東から近畿の太平洋側沿岸でも波が高くなり、うねりを伴って次第にしけるため、海岸での作業や船舶などの航行は、注意が必要だ。