超高解像度で台風発生予測 スパコン「京」利用
スーパーコンピューター「京(けい)」を利用し、従来より超高解像度で地球全体の雲の動きをシミュレーションすることに世界で初めて成功したと、理化学研究所などの研究チームが20日、明らかにした。
理研によると、全地球での大気シミュレーションの現状は、一つ一つの目が粗く、3・5キロ四方が限界。世界4位の計算速度を誇る「京」を用いることで最高870メートル四方まで細かく大気の状況を再現。これまでは雲を大まかにしか把握できなかったが、個々の雲が大気に与える影響を分析することができるという。
将来的には、台風発生を予測したり、地球温暖化予測の精度を上げたりするなどの成果が期待できる。理研の富田浩文チームリーダー(43)は「台風の発生過程など、これまで見えなかった部分が見えるようになる」と話した
台風発生予測とは?よくわかりません。
超高解像度で台風発生予測 スパコン「京」利用