甲府で40.6度=2日連続で40度超―真夏日最多、熱中症対策を・気象庁
日本列島は11日も太平洋高気圧の影響で強い日差しとなり、気温が上昇した所が多かった。気象庁によると、午後2時37分に甲府市で40.6度、同1時35分に高知県四万十市で40.4度を観測した。10日は両市で40.7度を観測しており、2日連続で40度超となった。
午後3時の時点で、30度以上の真夏日となった所は700地点で今夏最多となり、全国927観測地点の8割弱に上った。35度以上の猛暑日は294地点となり、3割強を占めた。
最高気温の全国3位以下は、千葉県茂原市39.9度、浜松市中区と天竜区39.8度、岐阜県多治見市と山梨県甲州市39.5度。
日本列島は大気の低層から上層まで高気圧に覆われているほか、前日から熱が蓄積されており、高温が続いた。午後は雨が降り、気温の上昇が抑えられた地域もあった。
12日も晴れか曇りで猛暑となる所が多く、気象庁は熱中症対策や健康管理に十分注意するよう呼び掛けている。
11日の最高気温は、東京都心では38.3度と9年ぶりに38度を超えた。他の主要都市は仙台32.6度、名古屋37.3度、大阪37.6度、福岡36.6度。
連日の40度超は、2007年8月15日に群馬県館林市で40.2度、同16日に埼玉県熊谷市と多治見市で史上最高の40.9度、同17日に多治見市で40.8度を観測したことがある。
40度超えって・・・
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