局地的豪雨で土砂崩れなどの被害相次ぐ　7日からは猛暑に注意

6日も全国的に不安定な天気となり、局地的な豪雨で、浸水や土砂崩れなどの被害が相次いだ。一方、7日からは猛暑に注意が必要となっている。
6日午後7時ごろ、豪雨が栃木・宇都宮市を襲った。
土のうを積み、水を掃き出していた住民は「一気に川の水が増えてきちゃったんで、気に留めては見ていたんですけど、あっという間の話で」と話した。
6日午後4時ごろ、東京・青梅市では、視界を遮るほどの大粒の雨が降っていた。
5日に続き、6日も大気の状態が不安定となり、各地で激しい雨による被害が相次いだ。
福島・二本松市では5日夜、1時間に110mmの猛烈な雨が降り、土砂崩れが発生した。
山の斜面が崩れ、建物は完全になぎ倒されていた。
住民は「88年も生きているけど、初めて」と話した。
幹線道路が寸断され、一時孤立する集落も出る中、崩落した道路では、付近の住民が砂を盛って、なんとか車が通れる状態にしていた。
住民は「車じゃないと、仕事へも行けないから、それだけで、みんなで休んで(砂盛りを)やりました」と話した。
愛知・扶桑町や、碧南市などでは、あわせて212棟の住宅に、床上、床下浸水の被害が出た。
住民は「雨あがってから、30分も20分もしないうちに、ダーッと水が一気に来て、鉄砲水になって」と話した。
東海地方は6日未明に、局地的に1時間で100mmを超える猛烈な雨となった。
連日、列島を襲った豪雨。
気象庁によると、1時間あたりの降水量の統計記録が、観測史上最大値を記録した地点は、7月だけで69地点にのぼることがわかった。
しかし、この不安定な天気は6日まで。
7日以降、東北から九州にかけて暑さが戻り、関東から九州では、猛烈な暑さとなる見通し。

また暑くなりそうですね・・・・
局地的豪雨で土砂崩れなどの被害相次ぐ　7日からは猛暑に注意