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「歩きスマホ」に通信会社も注意喚起 — 駅での啓発ポスターも

駅のホームから小学生が転落するなど、危険な事故が頻発している「歩きスマホ」。国土交通省によると、スマートフォンなど携帯機器を操作していて駅のプラットホームから落ちた事故は、同省が把握しているだけでも全国で2010年度は11件、11年度は18件にのぼるという。

冒頭で触れた小学生の転落事故は今年5月に発生。都内・JR 四ツ谷駅の中央線上りホームで、小学5年生の男児がホームから転落し、電車との接触は免れたものの顔などを負傷した。男児は携帯電話を操作しながら歩いていたという。全国ニュースで報じられたため、目にした人も多いだろう。

あわや大惨事にもなりかねない「歩きスマホ」の原因の一つは、“利用者の意識”にあると考えられる。弊誌と goo リサーチが今年5月に実施した「日常生活の中での携帯電話」に関する調査では、回答者の80%以上が「歩行中に携帯電話(スマートフォン含む)を使う」という結果が出た。他人の不注意から事故に巻き込まれる可能性が十分に考えられる。

この事態を重く見た鉄道各社や自治体は、携帯やスマホ利用者を対象とした転落防止策などに動き出している。JR 東日本は、スマホや携帯ゲーム機を歩きながら使わないよう、駅のポスター掲示で乗客へ集中的に呼び掛け、構内放送では「思わぬ事故につながる場合があるため控えてください」などとアナウンス。また千代田区では、特に皇居の周辺で歩きながらスマートフォンなどを使っている人が、別の歩行者やランナーと接触するケースが相次いでいることを受け、看板やポスターを設置し、歩行時の使用をやめるよう呼びかけているという。

近年のスマートフォンの目覚ましい普及率からすると、今後さらに類似の事故が増えることは必至。だが、スマートフォンを生活者に供給するキャリアも手をこまねいている訳ではない。中でも、業界に先駆けてNTTドコモは「歩きスマホ」の危険性を問題視し、啓発に力を入れている。

同社は東京・新宿駅で8月5日から18日までの2週間、東口出口付近の階段および側面部分に「歩きスマホ」の注意喚起を促すメッセージを掲出。広告の一面には歩行者の目を引きやすい黄色を採用し、「危険です、歩きスマホ。」というメッセージの下には「(本人は、この広告見ないだろうけど)」と小文字で記載。歩行者に強く印象付けるビジュアルとなっている。

こうした取組みについて、20代女性は「スマホを見ながら歩いている人の中にも『危ない』と思っている人は多いと思う。この広告は目に付くので、意識する人は多いと思う」とコメント。50代男性は「スマートフォンを操作しながら歩いている人と駅のホームでぶつかったことがある。“歩きスマホ”は本当に危険だと思うので、このような啓発ポスターは嬉しい」と話した。

ちなみに同社は、小学校などの教育現場でも「歩きスマホ」の危険性を啓発している。2004年に開始した「ケータイ安全教室」では、携帯電話使用時のルール・マナーについて、アニメーションやスライドを使用して説明。またネットコミュニケーションやトラブルへの対処方法なども伝えているという。

メールチェックやスケジュール管理、情報収集など、もはや現代人には欠かせないツールとなったスマートフォン。便利な反面、利用者の扱い方によっては危険な事故に繋がることも忘れてはならない。「歩きスマホ」を始めとするルール・マナーについて、いま改めて考えなおす必要がありそうだ。

歩きながらどころか、自転車を乗りながらでもいじってる人が多すぎです。これで車相手に事故になっても車のほうが悪くなるのは納得がいきません。
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