スペイン高速鉄道脱線事故 100km/h以上速度超過でカーブ進入か
スペインの高速鉄道で起きた事故は、78人が死亡する大惨事となっている。
スピードの出し過ぎで、カーブを曲がりきれなかったとの見方が出ている。
事故の瞬間の映像が、監視カメラに映っていた。
スペインのサンティアゴ・デ・コンポステラで、列車が脱線した瞬間の映像を見ると、高速列車が速度を上げたまま、カーブに入ってきた。
2両目が、遠心力でやや外側に膨らんでいるのがわかる。
電線のあたりから火花が散った瞬間、2両目から後ろが側壁に衝突し、煙を上げながら大きく脱線して、先頭車両が横倒しになった。
地元警察は、列車が制限速度80kmを大幅に超えて走行し、カーブを曲がりきれなかった可能性があるとみている。
列車は、カーブに速い速度で進入して脱線し、次々と壁に激突した。
日本時間25日午後11時40分現在、事故車両を運び出す作業が続いている。
事故現場のカーブは、制限速度は時速80kmだったが、地元メディアによると、2人の運転士は、このカーブに時速190kmで進入していたと話している。
何らかの原因で、列車が速度オーバーのまま、カーブに進入したことが原因との見方が強まっている。
事故路線は、現場の直前まで直線が続いていて、時速200kmほどで走行しているが、現場のカーブで一気に減速する必要があり、高い運転技術が必要とされる。
このカーブを走行するにあたっては、乗客の中から「車両が不安定になる」といった声も聞かれていた。
捜査当局は、2人の運転士から事情を聴くとともに、運行状況を記録したブラックボックスを回収し、人為的ミスがあったのかどうか、慎重に解析を進めている。
一体なにがあたのでしょか・・・・・
スペイン高速鉄道脱線事故 100km/h以上速度超過でカーブ進入か