キャサリン妃、男児を出産 「最高に幸せ」とウィリアム王子
ロンドン=内藤泰朗】英王室は22日、ウィリアム王子(31)とキャサリン妃(31)の第1子となる男児が同日午後4時24分(日本時間23日午前0時24分)、ロンドン市内のセント・メアリー病院で生まれたと発表した。体重は約3800グラムで、母子ともに健康という。誕生した王子はチャールズ皇太子(64)、ウィリアム王子に次ぐ王位継承順位第3位となり、未来の国王となる。
王室によると、キャサリン妃は22日午前6時(同午後2時)ごろ、陣痛により、故ダイアナ元妃がウィリアム王子とヘンリー王子(28)を出産したセント・メアリー病院に入院した。ウィリアム王子も付き添った。キャサリン妃は入院から約10時間半後に男児を出産。ウィリアム王子は「私たちは最高に幸せです」との声明を発表した。英王室では、エリザベス女王が昨年、即位60周年を迎えたが、ウィリアム王子夫妻の第1子誕生はこれに続く慶事。王室と英国内は喜びに包まれている。3人目のひ孫が生まれたエリザベス女王も喜んでいるという。キャメロン英首相は「英国全体で祝福します。(ウィリアム王子夫妻は)素晴らしい親になるでしょう」と語った。
第1子の名前が公表されるのは「夫妻次第」(王室筋)とされ、いつ発表されるかは未定。
ウィリアム王子夫妻は2011年4月に結婚した。英王室は昨年12月、キャサリン妃の第1子妊娠を発表した。
産まれましたね~