おにぎりで不適正な表示、2業者に是正指示
経費削減の苦肉の策か・・・
農林水産省は17日、寿司(すし)販売店「あじみ屋」(大阪府松原市)とおにぎり屋「飛騨むすび」(岐阜市)に対し、日本農林規格(JAS)法に基づく表示の是正と再発防止を指示した。
発表によると、あじみ屋はコシヒカリ以外の品種が混ざったコメを使いながら、「伊賀米コシヒカリ」と不適正な表示をして、2012年4月から約1年間、おにぎり約31万個を販売。飛騨むすびは、他県産のコシヒカリを使用しながら、おにぎりに「飛騨高山のこしひかり」と表示し、11年9月~今年3月にかけて約23万個を販売した。