柏崎刈羽の新安全策、東電が地元村議会で説明
東京電力の広瀬直己社長らは17日午前、新潟県刈羽村の村議会全員協議会で、柏崎刈羽原子力発電所6、7号機の安全対策の内容を説明し、再稼働に向けて国に安全審査を申請することについて理解を求めた。
安全審査の申請を巡って広瀬社長が同村を訪れるのは、品田宏夫村長と会談した5日に続き2度目。
広瀬社長は冒頭、「(福島第一原発事故の)経験や反省、教訓を踏まえ、できる限り安全な原発にする方策を柏崎刈羽原発に織り込んだ」と語った。
続いて東電の担当者が安全対策の内容を説明。これまで最大で海抜3・3メートルとしていた津波の高さを、2倍近い6・0メートルに見直したが、6、7号機はそれより高い場所で、海抜15メートルの防潮堤も建設したため「安全上、問題ない」と話した。原発の新規制基準が定めた放射性物質の放出を抑える「フィルター付き排気設備」の設置も説明した。
安全第一で・・・・
柏崎刈羽の新安全策、東電が地元村議会で説明