79-0に67-0、空前絶後の試合を調査へ ナイジェリア
まさに空前絶後の八百長!
【AFP=時事】サッカー・ナイジェリア国内リーグのプレーオフの試合、79-0と67-0という「あ然とするような」結果の試合が行われ、報告を受けたナイジェリアサッカー連盟(Nigeria Football Federation、NFF)は9日、試合を行った4チームに対して資格停止を命じた。連盟はこの「不正が疑われる」スコアについて、調査が必要だとしている。
全世界で680試合に八百長の疑い
同国下部リーグに所属するプラトー・ユナイテッド・フィーダーズ(Plateau United Feeders)とポリス・マシーンFC(Police Machine FC)は8日に行われた試合で、ナイジェリア全国リーグへの昇格のために大量得点での勝利が必要だったが、連盟はこの仰天の結果をすぐさまはねつけた。
声明の中で連盟は、得点について「ナイジェリア国内でこれまでに類を見ない、あ然とする、恥ずべき結果」と見解を発表し、「何らかの操作を行った上で、プラトー・ユナイテッド・フィーダーズはアクルバFC(Akurba FC)に79-0で勝利し、ポリス・マシーンFCはババヤロFC(Babayaro FC)を67-0で破った」と断じた。
連盟の広報担当であるアデモラ・オラジレ(Ademola Olajire)氏はAFPに対し、対戦した両チームの間には明らかに取り決めがあったとしながらも、金銭の授受の有無など、詳細に関しては判明していないと語った。
オラジレ氏は「調査の準備をしている。事態を正確につかめているわけではない。不正があったと感じているだけだ」とコメントした。
連盟のマイク・エメ会長は声明で「当該の4チームは即刻、無期限に資格を停止する」と発表した。また連盟は、審判団や試合スタッフなど、ナイジェリア北部バウチ(Bauchi)州で行われたこの2試合に関わったすべての人間に対し、何らかの処分を下す可能性があるとした。【翻訳編集】 AFPBB News