原発審査、19日に順位決定…伊方と玄海先行か
原子力規制委員会は、8日の新規制基準施行に伴い、電力会社が申請した原子力発電所の安全審査について、16日と19日に審査会合を開き、自然災害の想定の妥当性などを比べた上で、今後の審査の優先順位を決める方針を固めた。
審査がもっとも早く進みそうなのは、申請内容に大きな懸案が見当たらない四国電力伊方原発3号機(愛媛県)だ。書類が間に合わず、申請が12日に延期された九州電力玄海原発3、4号機(佐賀県)も、自然災害の課題は少なく、手続きが順調に進めば、伊方同様、審査が先行するとの見方が強い。両原発は、今冬にも再稼働の可能性がある。
8日は電力4社が、5原発(計10基)の審査を申請した。伊方原発のほか、北海道電力泊原発1~3号機(北海道)、関西電力の大飯原発3、4号機(福井県)と高浜原発3、4号機(同)、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)だ。いずれも地震の揺れや津波の想定は、新基準に沿って計算し直したが、従来とほとんど変わらなかった。
本当に安全なんでしょうか・・・・・・
原発審査、19日に順位決定…伊方と玄海先行か