柏崎刈羽原発、月内にも再稼働申請へ…東電明
東京電力は、原子力発電所の新たな規制基準が8日に施行されるのを受けて、柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)の運転再開に向けた申請を今月中にも原子力規制委員会に出す方針を固めた。
地元自治体の同意を得られれば、運転再開にこぎ着ける。原発の停止が長引けば、火力発電用の燃料費負担が増えるため、再び値上げに追い込まれる可能性が高まるためだ。東電は2日に取締役会を開いて決定し、同日午後、広瀬直己社長が記者会見で発表する。
柏崎刈羽の原子炉は、事故があった福島第一原発と同じ「沸騰水型」だ。新基準で求められる放射性物質の放出を抑える「フィルター付き排気設備」の設置工事が半年以内に終わるメドがついたため、運転再開の申請に踏み切る。
脱原発は難しいですよね
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