練馬切りつけ 児童を待ち伏せか 殺人未遂容疑で再逮捕
待ち伏せとは!許せないですね!
東京都練馬区の区立大泉第一小学校前の路上で、男児3人がナイフで切られて重軽傷を負った事件で、銃刀法違反容疑で逮捕された同区の無職男(47)のものとよく似た車が、事件の約20分前に同校正門前を通過する様子が同校の防犯カメラに写っていたことが29日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査1課は同日、殺人未遂容疑で男を再逮捕し、自宅を家宅捜索。男が下校時間を狙って児童らを待ち伏せし、無差別に襲撃した可能性があるとみている。
捜査1課によると、男は事件については「黙秘します」と供述しているが、「いつも自分の後ろに3つのグループがついてくる」などと意味不明な言動も繰り返しているという。精神疾患で通院歴があり、捜査1課は責任能力の有無を慎重に調べる。同課は男の名前を公表していない。
再逮捕容疑は、28日午後1時40分ごろ、同区大泉町の路上で、集団下校途中だった6、7歳の男児3人をナイフで切りつけ、殺害しようとしたとしている。男児らは首や右肘などに重軽傷を負った。
捜査関係者によると、男は同日午前11時半ごろ、母親に「旅行に行く」と言って自宅を出た。約500メートル離れた同校前の路上で、男児らを襲って逃走。約50分後に埼玉県内で身柄を確保され、銃刀法違反の現行犯で逮捕された。男の車の中からナイフ2本が見つかり、うち1本のナイフから血液反応が出ており、捜査1課は凶器とみて調べる。