札幌 史上2番目に遅いサクラの開花
今年は天気が変でしたが、ようやく札幌も桜が咲きましたね。
札幌管区気象台は13日、札幌市でサクラが開花したと発表しました。
ことしは春先から気温の低い日が続いたため、これまでで2番目に遅い開花となりました。13日午前9時半ごろ、気象台の職員がサクラの開花の目安としている気象台のソメイヨシノを調べたところ、開花の基準を上回る7輪の花が咲いていたことから、開花したと発表しました。
札幌市では5月としては21年ぶりに雪が降るなど、ことしは春先から平年より気温が低い日が続いていました。
このため、ことしの開花は去年より12日、平年より10日遅く、昭和28年に統計を開始して以来、2番目に遅い開花となりました。
札幌管区気象台観測課の山下正也さんは、「やっと咲きました。ここまで遅くなるとは正直思わなかった」と話していました。
気象台によりますと、満開になるのは3~4日後の見通しだということです。