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平等院鳳凰堂:仏像「持ち物」ハスにあらず 新説発表

平等院鳳凰堂:仏像「持ち物」ハスにあらず 新説発表

 京都府宇治市の平等院は2日、鳳凰堂内にある国宝雲中供養菩薩像(計52体)のうち、ハスの花のつぼみ「未敷蓮華(みぶれんげ)」を手に持つ「南17号」(高さ72センチ)が、本来は死者の魂を浄土に運ぶ「蓮台(れんだい)」を持っていたとの新説を発表した。この仏像を含め、楽器や仏具を持つ36体のうち35体は後世の修理で腕から先が取り換えられており、元々の持ち物は不明。神居文彰住職は「過去に修復した仏師への挑戦となるが、研究者らの議論を待ちたい」と話す。


 雲中供養菩薩像は木造で、本尊の阿弥陀如来坐像を囲む四方の壁に掛けられ、鳳凰堂が創建された1053(天喜元)年に制作された。寺は雲中供養菩薩像のレプリカ作製を依頼している仏師の村上清氏(神奈川県藤沢市)から、「南17号は腕と身体のラインが不自然」との指摘を受けて検証。南側壁面にある「南17号」は、(1)創建当初から蓮台を持つ「北25号」と作風が酷似する(2)本尊をはさんで「北25号」の反対側に位置する(3)雲と衣の様子から、勢いよく下降し、死者を迎えていると考えられる--ことを新説の根拠とした。


 平等院は「南17号」のほか、1904(明治37)年の修理後に右手が欠損した「南24号」についても、当初は弓矢を持っていたと想定している。


 身延山大学の長沢市郎教授(仏像修復論)は「多くの雲中供養菩薩像は、過去に修理した中で本体と修理個所の雰囲気が違ってしまい残念に思っていた。当初の姿を想像する上での参考になる発表だと思う」と話す。



 新説に基づくレプリカは来年1月14日まで、境内の鳳翔館で公開されている。【山田尚弘】

蓮じゃない・・・だと・・・?

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